石化ウニ
3月6日、宮城県東松島市野蒜海岸で発見した、正体不明のウニ殻。 発見当初はバフンウニ類のものかと思ったけれど、 拾ってみたら、殻は厚く陶器のような質感で、重たかった。 一体どの種に該当する殻なのか、しばらく判らなかった。 しかし後日、インターネッツ内でこれとよく似た画像を発見し、 どうやらウニ殻が化石になる一歩手前くらいの状態らしい、という判断に落ち着いた。 以下、室内撮影。...
View Articleあけおめ。
今年の皆様の虫運上昇をお祈り申し上げます(´・ω・`)。 画像は標本整理なう。 本当は干支に因んだもの貼ろうとしたけれど、良いネタが思い浮かばず挫折。 昨年は整理すんのサボったのでヤバイ。 ラベルもまだ作っていない・・・(´・ω・`)。
View Articleチシマフジツボ
2011年3月6日、宮城県石巻市雄勝町大須のチシマフジツボ。 漁港に引き揚げられたブイから採集した。 北方系の種で、東北地方南部以北に分布するという(´・ω・`)。
View Articleマグソコガネ属
2009年4月、山形県山形市で撮影。 ニホンカモシカの糞から見出されたマグソコガネ属。 大きい方はクロツヤマグソコガネ(Aphodius atratus)、 小さい方はヒメスジマグゾコガネ(Aphodius hasegawai)かな(´・ω・`)。
View Articleヒゲナガゴマフカミキリ
2010年8月撮影、山形県小国町の ヒゲナガゴマフカミキリ(Palimna liturata)。 山地性。東北地方のブナ帯を代表する種である(´・ω・`)。 こちらは2007年に山形県山形市で撮影した個体。 各種広葉樹の衰弱木や新鮮な伐採木に見出され、特にブナを好む。
View Articleマツノヒゲボソカスミカメ
1月9日、宮城県川崎町で撮影した マツノヒゲボソカスミカメ(Alloeotomus simplus)。 体長6mm前後。カスミカメムシ科のうち、 成虫で越冬する種は少ないという。 アカマツ枝の樹皮下から見出した。 本命はヒラタハナカメムシだったのだけれど、敗北した(´・ω・`)。
View Articleコバネカミキリ
2011年8月、宮城県大和町のコバネカミキリ(Psephactus remiger remiger)。 各種広葉樹の、ちょっと古めの枯死材でよく見かける。 夜行性で日暮れ頃になると活性が上がり、特に♂はよく飛ぶ。 ちなみに、後肢は捥げやすい(´・ω・`)。
View Article念願叶ったり
1月15日、宮城県川崎町。 アカマツの新鮮な落ち枝を発見し、樹皮を剥がしてみる。 すると、ヒラタハナカメムシ(Elatophilus nipponensis)と思われる 幼虫の死骸を確認できた。本種に関し、宮城県における記録などの詳細は不明。 うーん、次は生きた個体を見出したい(´・ω・`)。
View Articleハラビロマキバサシガメ
2006年11月、山形県山形市で撮影した ハラビロマキバサシガメ(Himacerus apterus)。 山地に普通。一般に翅が短く、翅端は腹部の半分に届かない。 しかし、稀に画像のような長翅型が出現する(´・ω・`)。
View Articleフクラスズメ
2011年12月、宮城県仙台市若林区で撮影のフクラスズメ(Arcte coerula)。 前翅長40mmほどに達する、大きくて太ったモフモフ。 成虫越冬し、幼虫はイラクサ科などを食べる。
View Articleアカフジツボ類
2010年3月、宮城県石巻市雄勝町で採集したフジツボ類。 アカフジツボかな(´・ω・`)。 普通、容姿はその名の通り赤っぽいのだけれど、 時折、こんな白化個体も出現する(´・ω・`)。
View Articleナガニジゴミムシダマシ
2006年5月撮影、山形県山形市の ナガニジゴミムシダマシ(Ceropria induta)。 腐朽材に発生する菌類を食べて暮らしている(´・ω・`)。
View Articleクロフジツボ
2011年3月、宮城県石巻市雄勝町で採集したフジツボ類。 クロフジツボと思われる。 殻は厚く強固。岩山を思わせるような迫力ある姿に味わいを感じる(´・ω・`)。
View Articleアカスジシロコケガ
2009年12月撮影、山形県山形市。 アカスジシロコケガ(Cyana hamata hamata)のものと思われる空繭。 この、編み籠を思わせるような素晴らしい造形は、 幼虫が自らの毛を用いて紡いだもの。大変に味わいがある。 機会があれば是非、この繭作りの様子を観察してみたい(´・ω・`)。
View Articleマルカメムシ
2月12日、宮城県名取市にて マルカメムシ(Megacopta punctatissima)の越冬集団を観察。 体長5mm前後。国内では北海道と南西諸島を除く各地に分布。 クズなどにつき、個体数は多い。 (´・ω・`)
View Articleクイチガイサルボウ
3月14日、仕事帰りに立ち寄ったスーパー。 鮮魚コーナーで、アサリのパックを観賞していると、 どう見てもアサリではない、別種の二枚貝が混入している。 これは購入せざるを得ない(´・ω・`)。 帰宅後、速やかにパックを開封し観察・同定を試みる。 アサリと同時に漁獲されたのだから、 内湾の浅瀬の砂泥地に棲む種だろうと推察できる。そして、 ・殻は厚くよく膨らみ、毛状で褐色の外皮を被る...
View Article