8月6日撮影、山形県酒田市の
アオスジアゲハ(Graphium sarpedon)の幼虫。かわいい(´・ω・`)。
クスノキ科のシロダモやタブノキに発生する暖地性種。
北海道から八重山諸島まで記録があるが、北方にて確実に定着しているのは
東北地方南部の沿岸地域までとされる。
ここで思い出話を一つ(´・ω・`)。
私が幼稚園に通っていた頃、週に2〜3日の頻度で近所のアトリエに通っていたのだけれど、
ある日アトリエ敷地内に高さ50?程のシロダモの幼木と、これに産み付けられた
アオスジアゲハの卵を見つけた。
『持ち帰って飼いたい!!ウギャアアア!!』と両親とアトリエの先生とに凄い勢いで強請った結果、
その場で卵付きシロダモ幼木を鉢植えにして自宅に持ち帰ることができた。
大切に大切に育てて約二ヶ月半後、秋の運動会の日朝早くに羽化したことを鮮明に覚えている。
それから20余年、シロダモの木は大崎市にある実家の庭に植えられ、
現在高さ4mほどにまで成長している。
私は虫キチガイに変貌した。どうしてこうなった…(´・ω・`)。
以下は8月9日、宮城県石巻市で撮影した成虫。
飛翔は非常に高速。訪花や吸水時以外での採集は難しい(´・ω・`)。