スギタケ属の一種、ツチスギタケと思われる。10月12日撮影、宮城県蔵王町。
秋、畑などの日当たりの良い地上に出、よく群生する。
このキノコ、最近の図鑑には大抵「有毒」または「食用に不適」と記載される。
消化器系に作用する毒成分を含み、嘔吐や下痢などを起こすらしい。
しかし、古くからは食菌として利用されており、
現在でも道の駅みたいな直売所でたまに見かける。
私もこれまでに何度か賞味経験があるが、中毒を起こしたことは無い。
特別に美味しいキノコでもないので、避けて通るのが無難と思われる(´・ω・`)。
なおこの画像、本当はキノコの傘の上に
とある美しいハネカクシ類が乗っててこれを撮りたかったのだけれど、
シャッターを切る寸前に飛んでしまった失敗画像である(´・ω・`)。